プログラム:貿易投資

現代国際通商・投資システムの総合的研究(第VI期)

プロジェクトリーダー/サブリーダー

川瀬 剛志 顔写真

川瀬 剛志 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

経済産業政策の重点事項を踏まえ、今期プロジェクトは、昨期に引き続き、以下の課題に取り組む。

  1. 経済安全保障時代の貿易・投資ルール:サプライチェーン強靭化と貿易・投資ルール(特に半導体)、ウクライナ危機によるエネルギー・食糧危機対応の法的・政策枠組み、エマージングテクノロジー及び戦略物資の貿易管理、安全保障志向の新しい経済協力枠組み(IPEF、QUAD、TTC)
  2. CPTPPの拡大と発展:中台・韓国加入の法的・政策的課題、EUとの連携
  3. デジタル貿易の多国間ルール形成:地域経済統合(FTA/EPA)における先進的なルール、WTOデジタル貿易交渉、DFFTの個別論点(特にプライバシー、サイバーセキュリティー)、AIガバナンスの国際枠組み、その他関係論点(多国間デジタル課税ルール、デジタルプラットフォーム規制など)など
  4. WTO判例・紛争解決手続研究:最近のWTOパネル・上級委員会報告の検討、上級委員会危機、代替的上訴制度、FTA・EPA紛争と手続(CPTPP、USMCA)

プロジェクト期間: 2022年8月 1日 〜 2025年1月31日

(上記プロジェクト期間のうち、研究活動期間は 2022年8月1日 〜 2024年7月31日とし、データ利用報告期間は2024年8月1日 〜 2025年1月31日とする)

主要成果物

2023年度の成果

※【WTO等国際通商判例解説】は【WTOパネル・上級委員会報告書解説】を承継するものです。

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2022年度の成果

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