プロジェクト概要
人口減少や高齢化の下で、賃金上昇や社会保障制度維持のために労働生産性や潜在成長率を如何に引き上げるか、またAI・ロボットなど新しい技術を如何に活用するかが、喫緊の政策課題となっている。一方、米中デカップリングや高齢化を背景とする中国経済の減速、GVC構造の変化等によって、東アジア諸国の生産性や分業構造の変化を把握する必要が高まっている。
本プロジェクトでは、日本と東アジア諸国の産業・貿易・地域構造変化や生産性上昇の源泉を産業別に捉える、JIP(日本産業生産性)、R-JIP(都道府県別産業生産性)、AIP(アジア産業生産性)などのデータベースを更新・拡張し、また政府統計ミクロデータを使った実証研究を行うことにより、これら諸問題を研究する。
プロジェクト期間: 2023年12月 4日 〜 2026年5月31日
(上記プロジェクト期間のうち、研究活動期間は 2023年12月4日 〜 2025年11月30日とし、データ利用報告期間は2025年12月1日 〜 2026年5月31日とする)