執筆者 | 鷲田 祐一(ファカルティフェロー)/肥後 愛(リサーチアシスタント / 一橋大学) |
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発行日/NO. | 2024年11月 24-J-029 |
研究プロジェクト | 「デザイン」の組織経営への影響に関する量的指標の普及 |
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概要
日本企業における社内デザイン組織は70年以上の歴史があり、その間に組織的な位置付けが変遷してきた。しかし、デザインに対する経営資源投入は依然としてコスト増加要因とみなされ、経営の上流工程におけるデザインの活用は十分に実現していない。近年、デザイン思考の導入が進んだが、その普及は限定的であり、上流工程だけでなく各事業部への下流工程での対応も依然必要であると結論づけられる。本研究は、デザイン組織の今後の在り方を検討する上で重要な示唆を提供する。