執筆者 蟻川靖浩 (ファカルティフェロー/早稲田大学) /宮島英昭 (ファカルティフェロー/早稲田大学) 発行日/NO. 2006年4月 06-J-034 ダウンロード/関連リンク 本文をダウンロード[PDF:152KB] 概要 1990年代以降のM&Aの急増の主要な要因は、産業や企業の成長性や収益性へのショックである。とりわけ、M&Aを活発に行っている産業あるいは企業の特性としては、成長機会が豊富で収益性も高く、負債比率が低い。その意味で、1990年代以降のM&Aは、成長機会の豊富な企業や産業が、その成長機会を実現する手段として用いてきたということもできる。