マクロ経済と少子高齢化

長期的な成長の持続が世界経済の共通の課題となる中、我が国は他国に先駆けて急激な少子高齢化に直面している。我が国の経済については、生産性を高め、過去四半世紀にわたって低迷してきた企業の設備投資など経済活動を活性化させ、経済成長率を向上させることが課題である。本プログラムでは、今後の日本経済・世界経済の発展に貢献する政策提言に資する研究を展開する。具体的には、経済的ショックに対する日本経済・世界経済の反応のあり方、家計の異質性や個人・家族のマクロ経済、長期経済停滞のメカニズムなどを分析する。また、持続可能な社会に向けた実験とデータを活用した分析、為替レートと日本経済の関係についての分析などに関する多面的かつ統合的な研究を行う。

プログラムディレクター

小林 慶一郎

小林 慶一郎(プログラムディレクター・ファカルティフェロー)

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