プロジェクト概要
ポストコロナ期において世界的なインフレや地政学リスクが高まり、資源価格の高騰や日本円の実質的な減価により日本経済のプレゼンスの低下が懸念される中、日本円の為替相場の動向は国内インフレ、国際収支、企業の海外展開や対内直接投資の動向に対して、これまで以上に大きな影響を及ぼしうる。本プロジェクトは、国際金融面からのアプローチという本プロジェクトメンバーの特徴を生かし、「為替相場と通貨制度の分析」、「決済通貨と為替パススルーの分析」、「経常収支・金融収支と貿易構造のマクロ的分析」、「為替レートと日本企業の海外事業活動」の四つのテーマを設置し、経済産業政策に対する多面的な政策インプリケーションを導くことを目的とする。
プロジェクト期間: 2024年11月 1日 〜 2027年4月30日
(上記プロジェクト期間のうち、研究活動期間は 2024年11月1日 〜 2026年10月31日とし、データ利用報告期間は2026年11月1日 〜 2027年4月30日とする)