プログラム:マクロ経済と少子高齢化

マクロ経済と自動化

プロジェクトリーダー/サブリーダー

藤原 一平 顔写真

藤原 一平 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

自動化(すなわち、ロボット導入)が、「労働を人から奪うことになるのか?」といった懸念が非常に強まっている。こうした懸念は決して新しいものではなく、少なくとも100年程度前より、「機械化が労働を奪うのではないか」といった指摘をみつけることができる。一方で、この関係には、逆の因果も存在しうる。すなわち、労働力不足が自動化やロボット導入を促進させていた可能性がある。

本研究プロジェクトでは、まず、こうした逆の因果の可能性を検証する。次に、逆の因果の存在も前提にしたうえで、ロボット導入や自動化が、労働市場をはじめとしたマクロ経済にどのような影響を与えてきたかを明らかにしていく。

近年、ロボットの影響についての研究は増えつつあるが、その多くが1990年代以降のデータを用いて、広く全世界を対象としたものが多い。一方、本研究プロジェクトは、歴史的にみて、ロボット導入が初めて活発化した、1980年代の日本に焦点を置いている。ロボット投資が、なぜ、1980年代の日本で活発化したかを明らかにすることで、innovationがどのような条件で発生するか、というマクロ経済学における重要なテーマにも、なんらかの答えを与えるものと期待している。

プロジェクト期間: 2022年3月 8日 〜 2024年8月31日

(上記プロジェクト期間のうち、研究活動期間は 2022年3月8日 〜 2024年2月29日とし、データ利用報告期間は2024年3月1日 〜 2024年8月31日とする)