経済安全保障 - ドイツの視点
| 開催日 |
2024年7月9日 |
| スピーカー |
クレーメンス・フォン・ゲッツェ(駐日ドイツ連邦共和国大使) |
| コメンテータ |
浦田 秀次郎(RIETI名誉顧問・特別上席研究員(特任) / 早稲田大学名誉教授 / 東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)シニア・リサーチ・アドバイザー) |
| モデレータ |
佐分利 応貴(RIETI上席研究員 / 経済産業省大臣官房参事) |
| ダウンロード/関連リンク |
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| 開催言語 |
英語 |
| 開催案内/講演概要 |
新型コロナウィルス感染症の世界的流行や地政学的緊張の高まりなど国際情勢が不安定化する中で、経済安全保障の重要性はかつてないほど高まっている。米国、中国に次ぐ世界第3位の経済大国であるドイツは、EUの枠組みのもとで、国際競争力の維持とサプライチェーンの確保といった経済安全保障をどのように進めているのだろうか。 本セミナーでは、駐イスラエル大使、駐中国大使を歴任したクレーメンス・フォン・ゲッツェ駐日ドイツ連邦共和国大使を講師としてお招きし、国防と経済的自立、脅威に対する回復力を統合するドイツの包括的な経済安全保障政策(連邦軍予算の増額やNATOやEUにおける取組の強化も含む)について解説いただくとともに、2023年7月に策定された「中国戦略(China Strategie)」ではドイツと中国の経済的相互依存、競争および安全保障をどう扱っているか(投資審査、エネルギー安全保障、サイバーセキュリティー、日本をはじめとするグローバル・パートナーや他のEU加盟国との協力によるサプライチェーンの多元化、再生可能エネルギーの推進、ドイツの技術主権や経済的強靭性の強化等)も解説いただく。 |