外交再点検

日本は変わっていかなければならない。経済も、社会も。これまでの暗黙の前提を何も考えずにそのまま実行する時代には終止符を打たなければならない。世界は動いている。変化のスピードはますます速くなっている。グローバリゼーションが進展し、外交のプレーヤーも多様化している。「外交問題」のアジェンダも変わってきている。中国をはじめとして、アジアも変化している。日本とアジアとの距離感も変わってきている。日本の状況とは関わりなく、危機管理を要する緊急事態も発生する。そうした中、日本の外交についても、再点検をしてみたい。世界の変化の底流には何があるのか。日本が世界と向き合う際の立脚点をどこに求めるべきなのか。今まで見過ごしてきたものはないのか。こうした課題に焦点を当てながらしっかりと再点検してみたい。