ブロードバンド戦略

※本プロジェクトは、終了しております。

このサイトについて (this page)

2000年秋、政府のIT戦略会議は、「2005年までに1000万世帯に超高速インターネット、3000万世帯に高速インターネット」を普及させるという壮大な目標を掲げ、これをきっかけにブロードバンド(広帯域)インターネットに注目が集まるようになりました。今年の初めには1万人余りだったDSL(デジタル加入者線)のユーザーは、今年中に100万人を超える勢いですが、IT不況が深刻化する中、その前途は必ずしも楽観できません。せっかく育ち始めた新しい産業を育てるには、どんな戦略が必要なのでしょうか。政府は何をすべきなのでしょうか、あるいはすべきでないのでしょうか。

このホームページでは、2001年12月に出た私の本『ブロードバンド戦略・勝敗の分かれ目』(日本経済新聞社)の内容、さらに、2001年4月に私たちの研究グループが中心となって出版した政策分析レビューシリーズ、『ブロードバンド時代の制度設計』の内容を踏まえつつ、、こうした問題を政府・企業・ユーザの交流によって考えてゆく予定です。本格的な研究成果などはまだまだなので、メニューにはまだ本の付録やリンク集程度しかありませんが、今後もコンテンツを追加して進化させたいと考えていますので、本についての感想やサイトについてのご意見などをお聞かせいただければ幸いです。

池田信夫

(2004年3月31日まで在職)

更新情報

  • 「ブロードバンド時代の制度設計」が発売されました。[2002-04-16]
  • 「ブロードバンド時代の制度設計」サポートページを開設しました。[2002-04-16]
  • サイトを改造しました。[2002-04-16]