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国際貿易と貿易政策研究メモ
International Trade and Trade Policy: Research Notes

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第24回「貿易自由化の勝者と敗者」

前々回、前回と、貿易自由化によってもたらされる恩恵が非常に大きいことを紹介してきた。日本の開国を研究した、Bernhofen and Brown (2005) は、開国による貿易利益の大きさを最大で国内総生産(GDP)の8〜9%ほどであったと見積もっている。

しかし、貿易自由化に伴い、勝者だけではなく、敗者が生じる。たとえば、日本の開国時には、綿製品の輸入開始により、国内の綿織物産業が打撃を受けたとされる(三和、2002)。こうした敗者が、貿易自由化へ反対する政治的勢力となり、政府に圧力をかければ、貿易自由化は進展しない。

今回は、貿易自由化に伴い、勝者と敗者が生じる事実に対して、どのような政策手段が考えられるのかを議論する。

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2014年8月15日

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田中 鮎夢

田中 鮎夢顔写真

リサーチアソシエイト / 摂南大学経済学部講師

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