RIETI ポリシーディスカッション
第6回:デフレ脱却には政府・日銀間で政策協定を結ぶ必要がある:ディスカッションルーム
植杉 威一郎
研究員
日銀は日本国債をさらに引き受けるべき
匿名希望
国債の発行残高を憂慮する意見が巷に溢れていますが気にする必要は無いと思います。
日銀がお金を刷って、市中で流通している日本国債を全部買い取れば、何も問題は起こりません。
その理由を説明すると下記のようになります。
1.日銀がお金を刷って市中から日本国債を全部買う。
2.日銀は日本国債の債権を放棄する(買った国債を破って捨てる)。
3.国債を持っていた人は、手元に有った国債が現金に換わるが、その人は、その現金のほとんどを銀行に預金する。
4.銀行の貸し出し金利はこれ以上下がりようがないので、増えた銀行預金は銀行の金庫に溜まるだけでどこにも行かない。
5.よって、インフレも何も起こらない。
以上
この政策を行うのはデフレの今しかありません。
早急に日銀と財務省が協定を結び、実行しましょう。
2004年2月17日
ディスカッションルーム
- 「デフレ脱却には政府・日銀間で政策協定を結ぶ必要がある」について 渡部 康人 (2003年2月19日)
┗渡部康人さんのご意見へのコメント 植杉 威一郎 (2003年2月21日) - 日銀は日本国債をさらに引き受けるべき 匿名希望 (2004年2月17日)
2004年2月17日掲載
この著者の記事
-
危機からの出口に何が必要か 金融支援返済へ収益力改善
2022年10月31日[新聞・雑誌等への寄稿]
-
コロナショックと中小企業-企業はどのように対応しているのか(動画)
2021年6月30日[フェローに聞く]
-
中小企業の競争力 担保・保証人なき金融 模索
2018年3月16日[新聞・雑誌等への寄稿]
-
減損会計は企業の投資行動に影響を及ぼさない
2017年7月31日[新聞・雑誌等への寄稿]
-
中小企業向け信用保証制度の改革について
2017年6月13日[コラム]