プロジェクト概要
本プロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大を超えて、本格的な回復軌道を辿る日本経済にとって、供給サイドの強化、とりわけ資本の蓄積が重要であることを強調する。特に分析に関しては、今世紀に入ってから注目されている無形資産投資の中でも経営資源の果たす役割に着目した研究をいくつか行う。この経営資源の強化により企業の多角化や環境投資などが行えることを実証的に検証する。この他にもコロナ禍のような大きなショックが人的資本の配分に与える影響や医療資源の配分など、より広範な資本が生産性や資源配分の効率性に与える影響について分析を行う。
なお、資本蓄積全般が生産性や日本経済に与える影響全般については、一般向けの書籍を公刊する予定である。
プロジェクト期間: 2023年11月 6日 〜 2026年4月30日
(上記プロジェクト期間のうち、研究活動期間は 2023年11月6日 〜 2025年10月31日とし、データ利用報告期間は2025年11月1日 〜 2026年4月30日とする)
主要成果物
2025年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 25-E-124
"Does R&D for Environmental Improvements Increase Firm Value? Evidence from Japanese manufacturing firm level data" (EDAMURA Kazuma and MIYAGAWA Tsutomu) - 25-E-101
"Actual Hospital Bed Utilization by Institutional Ownership during the COVID-19 Omicron Variant Epidemic in Japan" (MASUHARA Hiroaki and HOSOYA Kei) - 25-J-031
「多角化企業と組織資本の役割-財の新陳代謝を可能にする経営組織に関する実証分析-」 (川上 淳之、木内 康裕、宮川 努) - 25-J-028
「Productivity J-curveは韓国経済のスローダウンを説明できるか」 (乾 友彦、金 榮愨)
