プログラム:産業フロンティア

COVID-19禍のもとのマクロ経済:その実証的分析と復興への道程

プロジェクトリーダー/サブリーダー

青山 秀明顔写真

青山 秀明 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

本プロジェクトはCOVID-19の影響のもと、変動するマクロ経済の現況解明を、これまで高精度データの実証的解析で本グループのメンバーが培ってきたCHPCA法やネットワーク科学の新手法を動員して、2年間にわたって続ける。
状況は今もこれからも、COVID-19の拡散・(希望的には)収束状況の変化とそれに対応する政策の変更によって変化していく。それを科学的に実証データにもとづいて確実にとらえ、政策の影響を明らかにし、今後のあるべき政策の在り方を解明する。
そのためにはマクロ経済のさらなる深い理解が必要であり、そのために本プロジェクトはいかに述べる5つの研究テーマを設定して、複数の方向から課題にアプローチする。
①サプライチェーンデータ上のシミュレーションに基づいたCOVID-19の影響の推計と対策
②COVID-19とマクロ経済:拡大と収束
③多様なデータの複合的な解析による経済指標の作成と波及効果の予測
④国際的な貿易と投資のミクロ解析と国際投資連関表の提案
⑤金融機関内の入出金データから構成される決済ネットワークのダイナミクス

プロジェクト期間: 2020年10月12日 〜 2022年9月30日

主要成果物

2022年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2021年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2020年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー