経済安全保障におけるEU・日本協力:「片足だけで立てば不安定になる」経済力は軍事分野を含む包括的な安全保障協力を要求する

開催日 2026年6月2日
スピーカー ミヒャエル・ライテラー(ブリュッセル・ガバナンス・スクール特別教授 / 立命館大学客員教授 / 元駐韓、駐スイス、駐リヒテンシュタインEU大使 / 元在日EU代表部次席代表(公使))
コメンテータ・モデレータ 田村 暁彦(RIETIシニアアドバイザー / 日本貿易振興機構(JETRO)パリ事務所長)
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開催言語 英語
開催案内/講演概要

米中対立の激化や経済手段の「武器化」が進む中、EUと日本にとって、経済と安全保障を切り離して考えることは難しくなっている。経済力だけでは十分とは言えず、軍事産業、先端技術、サイバー分野を含む安全保障の基盤がなければ、国や地域の安定は保てない。レアアースや再生可能エネルギー、AI分野での対中依存を背景に、日本はデリスキングを進めながら、防衛力や産業基盤の強化、インド・ASEAN・オーストラリアとの連携をFOIP2.0の下で強めている。一方、EUも対中依存のリスク低減を進めつつ、産業競争力と安全保障の観点からインド太平洋地域との関与を拡大しており、CPTPPへの関心もその一環である。
本講演では、元EU大使のミヒャエル・ライテラー氏をお招きし、EUと日本が国際社会で主体的に意思決定に関与し続けるために必要な、軍事分野を含む包括的な「戦略的責任」アプローチについてご講演いただく。