IMF世界経済見通し:政策転換の中、重要な分岐点に

開催日 2025年5月23日
スピーカー 𠮷田 昭彦(国際通貨基金(IMF)アジア太平洋地域事務所長)
コメンテータ 中島 厚志(RIETIコンサルティングフェロー)
モデレータ 佐分利 応貴(RIETI上席研究員 / 経済産業省大臣官房参事)
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開催案内/講演概要

4月に公表された国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し(WEO)」は、実効関税率が100年ぶりの高い水準に達したこと、非常に予測不可能な環境を反映して世界経済の成長率予測が2025年1月の見通し(2024年10月見通しからの改訂版)から大幅に下方修正されたことが注目された。また、世界の総合インフレ率は、1月見通しよりもやや減速ペースが鈍る見込みとされている。貿易摩擦の激化や国際協調の後退が懸念される中、政策担当者はどう対応すべきなのか。民間企業は何に備えるべきなのか。本セミナーでは、IMFアジア太平洋地域事務所長の吉田昭彦氏を講師としてお迎えし最新のWEOの内容に基づき、世界経済の見通しや中期的な課題を展望いただく。