起業家精神を育むために:政策立案者にできること

開催日 2025年4月17日
スピーカー リチャード・カッツ(元カーネギーカウンシル シニアフェロー / 東洋経済 特約記者)
コメンテータ 寺澤 達也(日本エネルギー経済研究所 理事長)
モデレータ 佐分利 応貴(RIETI上席研究員 / 経済産業省大臣官房参事)
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開催言語 英語
開催案内/講演概要

日本の経済の未来を左右するのは、革新的な起業家精神である。幸い、世代交代・技術革新・グローバル化の進展により、日本はかつて戦後経済を牽引したような起業家精神を再び活性化させる可能性を秘めている。
こうした動きが社会全体に広がり臨界点に達するためには、政府の政策による後押しが欠かせない。同時に、資本市場や銀行からの資金調達の難しさなど、現存する障壁の解消も急務だろう。これまで日本政府が実施した施策(例:ビジネスエンジェル税制)は、諸外国と比べて不十分であり、効果的な支援とは言い難いとの指摘もある。
本セミナーでは、米国を代表する知日派経済ジャーナリストであり、『「失われた30年」に誰がした: 日本経済の分岐点』(2025)の著者であるリチャード・カッツ氏を講師として招き、政策立案者がどうすれば起業家精神を育成できるかについて議論する。