22世紀の資本主義 ー 経済思想っぽいフワフワしたことを経済学者が考えてみる ー

気鋭の経済学者として多方面で活躍中の成田悠輔イェール大学助教授/RIETI客員研究員がRIETI/BBLに登壇します。講演内容は以下とのこと。本BBLは、後日の資料掲載・動画掲載がありませんので、ぜひ当日オンラインにてご参加ください。
「向こう数十年から百年くらいの未来を考える。貨幣や金融、資本市場の仕組みはどう変化していくだろうか？要は資本主義経済はどこにいくのだろうか？国家vs市場、政治vs経済の役割分担は？そこらの人でも興味を持ってくれそうなこういった問題について、RIETIの周辺にいらっしゃるようなプロの経済学者が語らなくなって久しい。データや数理で分析するには問題が曖昧すぎ、ただのおしゃべりになりがちだからだ。ただその副作用として、こういった掴みどころのない問題について想像したり議論したりする興味や能力自体が退化し、経済学者の研究や言説が社会的影響力をすっかり失ってしまっている現状の一因になっているように感じる。今回は、一応はプロの経済学者の末席を汚している私が、資本主義の未来像についてフワフワしたことをおしゃべりしてみたい。」