グローバル・インテリジェンス・シリーズ

国交正常化50周年を迎える中国と日本は、何を以て引き続き世界に貢献していくのか?

開催日 2021年12月3日
スピーカー 楊 伯江(中国社会科学院 日本研究所所長)
コメンテータ 岩永 正嗣(経済産業省 貿易経済協力局 審議官)
モデレータ 佐分利 応貴(RIETI国際・広報ディレクター / 経済産業省大臣官房参事)
開催案内/講演概要

1972年の中日国交正常化は、近代以降の中日関係の軌道に大きな変化をもたらした。その後約50年間、中日両国は平和共存、互恵協力を貫き、アジアと世界の平和と繁栄に大きく貢献してきた。当面、中日間は協力関係が絶えず拡大していると同時に、依然と多くの矛盾や相違が存在している。グローバル化時代「百年未曾有の大変局」のもとで、いかに中日関係のボトルネックを脱出し「物質的なレベル」から「精神的なレベル」へと協力を深め、手を携えて世界の未来にアジアの知恵を貢献していくかは、中日両国の共通課題である。