コロナ危機と生産性・経済成長(動画)

森川 正之
所長・CRO

新型コロナウイルス感染症は経済・社会に深刻な影響を与えてきており、この1年半の間、各国でロックダウンをはじめとする感染抑止政策、深刻な影響を受けた個人・企業を対象とした大規模な金銭的助成など異例の政策が採られてきた。製造業よりもサービス産業が深刻な影響を受けた点も、コロナ危機が過去の不況と大きく異なる点である。ワクチン開発は急速に進み接種が始まっているものの、新型コロナ感染症の終息にはまだ時間を要すると見られ、依然として先行きの不確実性は高い。また、履歴効果を通じて中長期的にも経済の構造を大きく変える可能性がある。こうした中、感染症に関連する経済学の理論・実証研究も内外で急速に進展している。

RIETI所長森川正之がサービス産業の生産性、在宅勤務の生産性、コロナ支援策利用企業の生産性、コロナ危機下の不確実性など講師自身が行ってきた研究を中心に、コロナ危機が生産性・経済成長に及ぼす影響や各種政策の利害得失について考察し、コロナ危機後の日本経済を展望する。(2021年6月8日収録)

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プレゼンテーション資料 [PDF:2.6MB]

2021年6月9日掲載

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