プロジェクト概要
日本の「労働市場制度」(Labor Market Institutions)の新たな「かたち」、改革のあり方を考えるために、法学、経済学、経営学など多面的な立場から理論・実証的な研究を行う研究会を組織する。広く「労働市場制度」全般に目を向けながらも、それぞれの構成要素の相互関係に目配りし、特に、縦割り・垣根を越えた見地から包括的な労働法制、労働政策のあり方について提言を行う。また、分析に当たっては、ヨーロッパなどの経験など国際的な視点・分析手法を十分取り入れながら、労働法制・制度と労働市場・雇用システム、ひいては経済パフォーマンスとの関係を明らかにする。
プロジェクト期間: 2018年4月 2日 〜 2020年3月31日
主要成果物
2020年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
2019年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
RIETIポリシー・ディスカッション・ペーパー
2018年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 19-J-020
「転勤・異動と従業員のパフォーマンスの実証分析」 (佐野 晋平、安井 健悟、久米 功一、鶴 光太郎) - 19-J-011
「日本型『同一労働同一賃金』改革とは何か?―その特徴と課題」 (水町 勇一郎) - 19-J-010
「労働時間法制改革の到達点と今後の課題」 (島⽥ 陽⼀) - 19-J-009
「『新時代の日本的経営』の何が新しかったのか?―人事方針(HR Policy)変化の分析―」 (梅崎 修、八代 充史) - 19-J-002
「定年後の雇用パターンとその評価-継続雇用者に注目して」 (久米 功一、鶴 光太郎、佐野 晋平、安井 健悟) - 19-J-001
「“大学での専門分野と仕事との関連度”が職業的アウトカムに及ぼす効果―男女差に注目して―」 (本田 由紀)