新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、感染症の専門家だけでなく、様々な分野の専門家による協力が必要とされている。感染症対策によって生じる経済的損失への補償等、経済学者が果たすべき役割と考えられている。感染症疫学と経済学の分野を相互に理解していくことで、今後の最適な政策立案を進めていくことが求められている。
今回は、2020年12月に「都道府県間の移動制限が新型コロナウイルスの感染拡大に与える影響のシミュレーション分析」に関するディスカッションペーパー(20-E-089)を執筆した近藤恵介上席研究員に、経済学というレンズを通してみた感染症数理モデルについて自ら語ってもらった。全2回で構成され、第1回目は「経済学の視点」から、感染症数理モデルの理論と実証を経済学のレンズを通して見るとどのように理解できるのかというテーマです。(2021年2月10日収録)
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