ノンテクニカルサマリー

労働生産性と男女共同参画―なぜ日本企業はダメなのか、女性人材活用を有効にするために企業は何をすべきか、国は何をすべきか

執筆者 山口 一男 (客員研究員)
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このノンテクニカルサマリーは、分析結果を踏まえつつ、政策的含意を中心に大胆に記述したもので、DP・PDPの一部分ではありません。分析内容の詳細はDP・PDP本文をお読みください。また、ここに述べられている見解は執筆者個人の責任で発表するものであり、所属する組織および(独)経済産業研究所としての見解を示すものではありません。

脚注

  1. わが国でWLBの概念を普及させたり、WLB憲章の設立に努力した学者や専門家の方々(たとえばパク・ジョアン・スックチャ、大沢真知子、佐藤博樹、樋口美雄、八代尚宏の各氏や筆者)は、誰一人としてWLBを従業者福祉の問題とは考えず、雇用者の生活と仕事の調和の達成が、企業経営上も多様な人材を生かすことに結びつき、経済や社会を活性化させると考え、そう紹介してきたにもかかわらず、それと全く異なる理解が社会に普及している現状が存在する。