近年のロシアによるウクライナ侵攻や米中デカップリングといった事例から、我々は地政学リスクが貿易を通じて世界全体へと波及するという事実を目の当たりにしました。
我が国でも、複雑化するグローバルサプライチェーンにおける経済安全保障が重要な政策テーマとして議論されています。
今回は藤井 大輔研究員(政策エコノミスト)に、その議論の出発点となる地政学リスクの定量化ー具体的には、台湾有事や日中間の政治的衝突により中国との貿易が寸断されたシナリオを想定し、生産ネットワークと輸出入のデータを使って、日本経済へのインパクトを様々な時間軸で定量化いただき、輸出と輸入それぞれの影響や、産業別のインパクト等について解説いただきました。(2024年7月30日収録)
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