プロジェクト概要
日本産業がイノベーションを持続的に実現していく能力を高めていくことが、経済成長率を長期的に高め、また地球環境問題など社会的な課題の解決へ貢献していく上で重要である。本プロジェクトでは、イノベーションへの能力とインセンティブにフォーカスした研究を行う。具体的には(1) サイエンスの活用能力、(2)グローバルな競争と世界の知識と人材の活用、(3) 「第4次産業革命」の広がりとそのダイナミクスおよび(4) 研究開発の効果の適切な把握:不確実性、革新性及びスピルオーバー、(5) 研究開発支援政策および (6) サイエンスからの発明の商業化と知的財産制度の研究を行う。
プロジェクト期間: 2020年7月20日 〜 2022年6月30日
主要成果物
2022年度の成果
ディスカッション・ペーパー
- 22-E-096
"Information Advantage or Bias Related to Social Ties: Evidence from a peer review system for national research grants" (ONISHI Koichiro and OWAN Hideo) - 22-E-074
"Language Barriers and the Speed of Knowledge Diffusion" (Kyle HIGHAM and NAGAOKA Sadao) - 22-J-024
「日本の研究開発のスピルオーバー効果:長期データによる検証(1983-2019)」 (枝村 一磨、長岡 貞男、大西 宏一郎) - 22-J-023
「知識の組み合わせと研究開発:国際的に見た日本企業のパフォーマンス」 (長岡 貞男、塚田 尚稔、遠藤 志久真)