プロジェクト概要
日本の経済成長を高めるための成長戦略(アベノミクスの第三の矢)に関連する諸テーマについて、マクロ経済政策と政治思想のそれぞれの面から総合的に研究を進める。
マクロでは、欧米において急速に高まる長期停滞論(Secular stagnation hypothesis)をマクロ経済理論的手法により分析し、我が国及び欧米諸国の経済成長の長期的な将来経路についての含意を探る。
政治思想については、世代間を超える時間軸での政治的意思決定を政治学のフレームワークで考察し、我が国発の構想であるフューチャーデザインに関する議論を深め、将来世代の利益を踏まえた意思決定や政策立案の意義や可能性を検証する。
コーポ―レートガバナンスについては、マルチステークホルダー型資本主義にふさわしいガバナンス構造を探るため、従業員の持ち株の持つガバナンス上の含意を中心に検討する。
プロジェクト期間: 2020年4月 1日 〜 2022年3月31日
主要成果物
2022年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
2021年度の成果
RIETIポリシー・ディスカッション・ペーパー
- 22-P-003
「不良債権問題の経済学」 (小林 慶一郎)