イベント概要
- 日時:2018年12月14日(金)13:00-17:50(受付開始12:30)
- 会場:赤坂インターシティコンファレンス
(〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR 3F・4F) - 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
配付資料
開会挨拶
中島 厚志(RIETI理事長)
1975年東京大学法学部卒業後、日本興業銀行入行。パリ支店長、パリ興銀社長、執行役員調査部長等を歴任し、みずほ総合研究所(株)専務執行役員チーフエコノミストを経て2011年4月より現職。その他公職として財務省・財政制度等審議会財政投融資分科会専門委員。2001-2011年3月テレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」レギュラーコメンテーター。
主な著作物:『大過剰 ヒト・モノ・カネ・エネルギーが世界を飲み込む』日本経済新聞 出版社、2017年;『統計で読み解く日本経済 最強の成長戦略』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2013年;『日本の突破口』東洋経済新報社、2011年;『世界経済連鎖する危機』東洋経済新報社、2009年。
趣旨説明
山口 一男(RIETI客員研究員 / シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授)
東京大学理学部卒業後、総理府勤務、コロンビア大学公共衛生大学院助教授、UCLA社会学部助教授・准教授等を経て1991年よりシカゴ大学社会学科教授、2008-2012年同学科長。2003年よりRIETI客員研究員。グッゲンハイムフェロー、オランダ・ユトレヒト大学客員教授、慶應義塾大学商学部大学院客員教授、NSF常任審査員、NIH常任審査員などを兼任。2003年に米国科学情報研究所(ISI)が社会科学一般の部で世界で最も引用された著者の一人に認定。専門分野は社会統計学、合理的選択理論、社会的不平等、家族と就業。シカゴ大学社会学博士号取得。
主な著作物:『働き方の男女不平等 理論と実証分析』日本経済新聞出版社、2017年;『ワークライフバランス 実証と政策提言』日本経済新聞社、2009年など。
セッション1:教育とEBPM
報告1 「教育政策におけるEBPMのあり方を考える」
中室 牧子(慶應義塾大学総合政策学部准教授)
報告2 「埼玉県学力・学習状況調査とEBPM」
大根田 頼尚(文部科学省高等教育局専門教育課専門官 / 「埼玉県学力・学習状況調査」推進アドバイザー)
モデレータ
小林 庸平(RIETIコンサルティングフェロー / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済政策部主任研究員)
2004年明治大学政治経済学部卒業、2018年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。経済産業省経済産業政策局産業構造課課長補佐、経済産業研究所研究員等を経て、現在、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)経済政策部主任研究員。経済産業研究所コンサルティングフェロー・政策アドバイザーを兼務。
主な著作物:『財政破綻後 危機のシナリオ分析』日本経済新聞出版社,2018年(共著)、『徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃』文春新書,2016年(共著)、"Effect of R&D Tax Credits for SMEs in Japan: A Microeconometric Analysis Focused on Liquidity Constraints," Small Business Economics, Vol.42, Issue 2, pp.311-327など。
セッション2:医療、健康、環境とEBPM
報告3 「エビデンスに基づく医療(EBM)からEBPMが学ぶこと」
関沢 洋一(RIETI上席研究員)
報告4 「エネルギー・環境分野におけるRCTの現状と課題:環境経済学と政策形成」
横尾 英史(RIETIリサーチアソシエイト / 国立環境研究所研究員)
モデレータ
小林 庸平(RIETIコンサルティングフェロー / 三菱UFJリサーチ&コンサルティング経済政策部主任研究員)
セッション3:EBPMの理論と方法
報告5 「EBPMは本当に有効か? エビデンスに基づいて考えなおす」
成田 悠輔(RIETI客員研究員 / イェール大学助教授)
イェール大学助教授。東京大学政策評価研究教育センター特任助教授。マサチューセッツ工科大学博士。データヘッジファンドQuantCo、MIT School Effectiveness and Inequality Initiative、シカゴ大学Human Capital and Economic Opportunity Global Working Groupなどの一員。サイバーエージェントAI Lab、コロンビア大学Market Design Initiativeなどのアドバイザー。データ・アルゴリズム・理論を組みあわせて有象無象の市場や社会制度をゼロから設計する「制度設計」と、社会制度から出てきたデータを使って世界を織りなす因果関係を見つけ出す「因果機械学習」を研究。応用先は教育から医療、選挙、お金にまで及ぶ。共訳著に『ゲーム理論による社会科学の統合』『学校選択制のデザイン』など。
報告6 「EBPMの理論と方法―2つの話題(意図せざる結果とノンコンプライアンス)」
山口 一男(RIETI客員研究員 / シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授)
モデレータ
内山 融(東京大学大学院総合文化研究科教授)
1990年東京大学法学部卒業後、通商産業省入省。1992年東京大学法学部大学院法学政治学研究科助手、1995年東京都立大学法学部助教授、2000年東京大学大学院総合文化研究科助教授、2007年同准教授を経て2013年より現職。その間、2000-2001年米国マサチューセッツ工科大学客員研究員、2011-2012年英国ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員を兼任。専門は日本政治・比較政治。東京大学法学博士。
主な著作物:『専門性の政治学』ミネルヴァ書房、2012年(共編著);Koizumi and Japanese Politics: Reform Strategies and Leadership Style, Routledge, 2010; 『小泉政権』中央公論新社、2007年;『現代日本の国家と市場』東京大学出版会、1998年など。
セッション4:パネルディスカッション
パネリスト(ご登壇順)
内山 融(東京大学大学院総合文化研究科教授)
成田 悠輔(RIETI客員研究員 / イェール大学助教授)
三浦 聡(経済産業省大臣官房政策評価広報課長 / RIETIコンサルティングフェロー)
中室 牧子(慶應義塾大学総合政策学部准教授)
モデレータ
山口 一男(RIETI客員研究員 / シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授)