RIETIの活動

武田晴人シニアリサーチアドバイザーが日本学士院賞受賞

武田晴人写真武田晴人シニアリサーチアドバイザー(SRA)/東京大学名誉教授/(公財)三井文庫業務執行理事(常務理事・文庫長)が日本学士院賞を受賞しました。

日本学士院は、武田氏の受賞理由として、同氏が著書『日本経済の発展と財閥本社—持株会社と内部資本市場』(東京大学出版会、2020年2月)において、三井・三菱・住友の三大財閥が財閥内外から本社が調達した資金を用いて、子会社群が活発な活動を展開したというダイナミックな財閥像を打ち出し、三大財閥を中心とする近代日本経済史・経営史の研究に大きく貢献したとしています。

日本学士院「日本学士院賞授賞の決定について」
https://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2022/031401.html

武田氏は、RIETIにおいては、通商産業政策史(第二期:1980-2000)の編集を担当され、2011年以降は政策史研究のプロジェクト・リーダーとして、約10年にわたり通商産業政策史の研究に多大な貢献をされました。

同氏の授賞に心よりお祝いを申し上げます。

通商産業政策史(第二期) https://www.rieti.go.jp/jp/projects/prd/prd-4/index.html
武田晴人SRA https://www.rieti.go.jp/users/takeda-haruhito/