RIETIは、2019年12月20日に、モンゴル国家開発庁（The Mongolian National Development Agency：NDA）バヤルサイハン長官の訪日を歓迎するとともに、NDAとの研究協力覚書を締結しました。今回の覚書の締結により、今後5年間に渡り、RIETIとNDA両機関の研究協力が進められることになります。
モンゴルは、中国とロシアに挟まれた地政学的に重要な位置にあり、同国の民主主義国家としての成長は、日本の安全保障や経済発展に深く関連しています。また、同国は、石炭、銅、ウラン、レアメタル、レアアースなどの豊富な資源に恵まれ、2016年に日・モンゴル経済連携協定（EPA）が発効するなど、今後日本とのさらなる経済関係強化が期待されています。NDAは、モンゴル首相府直下の機関であり、国家発展計画の策定・実施や、外国直接投資の誘致・支援などを行っています。
MOUを手にするB.バヤルサイハン モンゴル国家開発庁長官（写真左）と中島厚志 RIETI理事長
