| 執筆者 | 近藤 恵介（上席研究員） |
|---|---|
| 発行日/NO. | 2023年2月 23-T-001 |
| 研究プロジェクト | RIETIデータ整備・活用 |
| ダウンロード/関連リンク |
概要
本稿では、1980年から2020年までの市区町村単位のパネルデータの作成方法について説明する。平成の大合併として知られているように、2000年代中頃には全国的に市町村合併が行われ、市区町村数は約半数にまで減少している、それに伴い、な市区町村パネルデータを作成するには非常に煩雑な作業が必要となっているのが現状である。このような問題を解決するため、1980年から2020年までの市町村合併を考慮した市区町村コードのコンバータ作成方法について解説するとともに、作成したコンバータを一般に利用できるように公開する。
（本稿は、日本語版のテクニカル・ペーパー（19-T-001）に修正を加えた上で、英語版にしたものである）概要（英語）
This paper explains a method of constructing municipality-level panel data for Japan for the period of 1980–2020. Municipal mergers conducted in the mid-2000s, which are collectively known as “the Great Mergers in the Heisei era,” resulted in a reduction of almost half of the number of Japanese municipalities. The significant changes in administrative borders resulting from these municipal merges cause difficulties in constructing municipality-level panel data. To address this problem, this paper proposes a method of aggregating municipalities as a collective geographical unit that remains identical over decades.
