プログラム:産業・企業生産性向上

地域別・産業別データベースの拡充と分析-地域間の分業と生産性

プロジェクトリーダー/サブリーダー

徳井 丞次 顔写真

徳井 丞次 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

本プロジェクトの目的は、都道府県別産業生産性データベース(Regional-level Japan Industrial Productivity Database、以下R-JIPデータベース)の更新・拡充を行い、それに関連する分析を行うことである。今後人口減少と高齢化が急速に進む日本社会のなかにあって地方はより厳しい現実に直面することが予想されており、地域の産業立地の特性を見据えつつ地域活性化のための適切な取組みが求められている。2008SNAに対応した新基準に準拠した新しいR-JIPデータベースの作成方法について検討し、2006年から2015年の期間について新基準のR-JIPデータベースを作成し公開する。また、都道府県別産業連関表の作成に取り組む一方で、既に作成した2005年表に基づいて都道府県間の分業構造を明らかにする分析を行う。その他に、土地サービスの投入を考慮した地域別・産業別の生産性比較分析や、地域の生産性に影響を与える要因を抽出する関連した分析を行うことによって、地域間生産性格差の背景に新たな焦点を当てることが期待できる。

プロジェクト期間: 2019年11月11日 〜 2021年10月31日

主要成果物

2021年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2020年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー