プロジェクト概要
日本経済は、さまざまな観点で持続可能性の問題に直面している。人口減少による経済規模の縮小、高齢化による社会保障負担の増大、SDGsなどの国際的な取組への貢献の必要、などが課題となっている。本プロジェクトでは、こうした日本経済の持続可能性に関する課題が、どのような構造を持ち、どのようなインパクトを与えるかについて、経済主体間での非対称性を考慮したフレームワークで理論・実証の両面から明らかにする。また、税の負担構造やESG投資などの持続可能性を高めるための方策についても考察する。
プロジェクト期間: 2021年11月22日 〜 2024年4月30日
(上記プロジェクト期間のうち、研究活動期間は2021年11月22日 〜 2023年10月31日とし、データ利用報告期間は2023年11月1日 〜 2024年4月30日とする)
主要成果物
2023年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 24-E-002
"How Loud is a Soft Voice? Effects of positive screening of ESG performance on the Japanese oil companies" (KEIDA Masayuki and TAKEDA Yosuke) - 23-E-086
"Green Transformation Innovation" (KIMURA Yosuke) - 23-E-079
"A Reconsideration of Microeconomic Foundations of Macroeconomics" (YOSHIKAWA Hiroshi and ARATA Yoshiyuki) - 23-E-063
"Optimal Government Debt Policy in the Overlapping Generations Model with Idiosyncratic Capital Return Risk" (HIRAGUCHI Ryoji) - 23-J-047
「生産性と労働移動」 (吉川 洋) - 23-J-030
「保育所等の整備が出生率に与える影響」 (宇南山 卓)