プロジェクト概要
本研究プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を把握し、そうした混乱の中から地方創生を実現するために地域金融に何ができるかを考える。第一に、COVID-19対応で講じられているさまざまな政策の利用状況や、地域金融機関などの支援提供の状況を明らかにするために、企業アンケート調査を実施する。第二に、人口減少社会の中で地域金融機関に求められる支援活動(たとえば、人材紹介業や創業支援)や、経営体としての対応策(経営統合など)について、これまでに実施されたRIETIの調査結果やわれわれの調査結果などを活用して分析を行う。第三に、外部ショックに対する地域経済のレジリエンスや地域企業の対応についての政府統計を活用した分析を行う。
プロジェクト期間: 2020年9月14日 〜 2022年8月31日
主要成果物
2022年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 22-E-073
"Theory and Evidence of Firm-to-firm Transaction Network Dynamics" (KAWAKUBO Takafumi and SUZUKI Takafumi) - 22-E-070
"Supply Chain Dynamics and Resilience of the Economy during a Crisis" (KAWAKUBO Takafumi and SUZUKI Takafumi) - 22-E-041
"Crises and Changes in Productivity Distributions: A regional perspective in Japan" (ADACHI Yusuke, OGAWA Hikaru and TSUBUKU Masafumi) - 22-J-033
「地域金融機関の創業支援が地域の創業に与える影響」 (家森 信善、永田 邦和、近藤 万峰、奥田 真之)