プロジェクト概要
本プロジェクトは、企業の外部知識の活用状況に着目し、それがイノベーション・パフォーマンスに与える影響について分析を行う。特に、(1)人材の異動や多様性、(2)他組織との連携やそこでの技術知識の開示戦略、(3)ASEANなど新興国への海外進出を通じた知識の流出入といった要因が、イノベーション・パフォーマンスに与える影響について分析を行う。また、(4)中国企業のキャッチアップに対する特許制度やハイテク優遇制度の影響を、知識創出・波及効果に着目しつつ評価する。これら一連の分析により、我が国のイノベーション政策に対する示唆を得る。
プロジェクト期間: 2015年7月27日 〜 2017年5月31日
主要成果物
2019年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 19-J-023
「スピルオーバー・プールと企業の特許出願行動」 (枝村 一磨)