プロジェクト概要
日本の「労働市場制度」(Labor Market Institutions)の新たな「かたち」、改革のあり方を考えるために、法学、経済学、経営学など多面的な立場から理論・実証的な研究を行う研究会を組織する。広く「労働市場制度」全般に目を向けながらも、それぞれの構成要素の相互関係に目配りし、特に、縦割り・垣根を越えた見地から包括的な労働法制、労働政策のあり方について提言を行う。また、分析に当たっては、ヨーロッパなどの経験など国際的な視点・分析手法を十分取り入れながら、労働法制・制度と労働市場・雇用システム、ひいては経済パフォーマンスとの関係を明らかにする。
プロジェクト期間: 2014年4月 1日 〜 2016年3月31日
主要成果物
2015年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 16-J-042
「有配偶女性のジェンダー意識・仕事意識と子どもへの影響―2014年「女性の活躍」調査の分析より― 」 (本田 由紀) - 16-J-028
「チームか、個人か:インセンティブが子どもの学習生産性に与える効果」 (中室 牧子、萱場 豊) - 16-J-024
「日本企業の『成果主義』人事制度-1980年代後半以降の『制度変化』史-」 (梅崎 修、Arjan KEIZER) - 16-J-022
「『大学教育無効説』をめぐる一考察―事務系総合職採用面接担当者への質問紙調査の分析から」 (濱中 淳子) - 16-J-010
「夫の家事・育児参加と妻の就業決定-夫の働き方と役割分担意識を考慮した実証分析」 (鶴 光太郎、久米 功一) - 16-J-008
「正社員の労働時間制度と働き方-RIETI『平成26年度正社員・非正社員の多様な働き方と意識に関するWeb調査』の分析結果より」 (戸田 淳仁) - 15-J-020
「多様な正社員のスキルと生活満足度に関する実証分析」 (久米 功一、鶴 光太郎、戸田 淳仁) - 15-J-019
「要求金銭補償額の決定要因の実証分析」 (鶴 光太郎、久米 功一、戸田 淳仁)