プロジェクト概要
我が国企業の成長には、アジアを初めとするグローバル市場で事業展開を拡大することが不可欠である。しかし、アジア・ビジネスを初めとするグローバビジネスに対する知見・ノウハウは依然として欠如しており、それは多分にベストプラクティスの研究不足に起因している。本研究では、日本企業のアジア、とりわけ中国、インドにおけるビジネス展開の事例を科学的に研究し、そこから成功のキーファクターを抽出する。その研究成果は学術論文とケースにまとめられる。とりわけ、将来的には研究に基づいて作成されたケースを使いグローバル経営を担う人材を育成する拠点構築を構想している点に、本研究の大きな特徴がある。
プロジェクト期間: 2011年8月17日 〜 2012年7月31日
主要成果物
2012年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 12-E-074
"Doing Business in Asia" (ICHIJO Kazuo) - 12-E-064
"Strategies for Japanese Companies in India" (KONDO Masanori) - 12-E-051
"The Compressed Development of China's Photovoltaic Industry and the Rise of Suntech Power" (MARUKAWA Tomoo) - 12-J-029
「発展途上国のキャッチダウン型イノベーションと日本企業の対応―中国の電動自転車と唐沢製作所」 (丸川 知雄、駒形 哲哉)