プロジェクト概要
本プロジェクトでは、昨年度の研究プロジェクトから引き続き、日本経済の課題について、需要面と供給面に分けて問題の所在を明らかにする。今回は、理論的には、人口減少が経済成長にもたらす影響に焦点を当てて分析を進める。需要が常に飽和する傾向があることを前提に、これまでの研究と同様、イノベーションの重要性を明らかにしていく。また、持続的な成長を達成し、日本の課題を解決するための政策についても考察を深める。現在の政策的最重要課題である「消費税の引き上げ」および「震災からの復興」について分析対象とする。具体的な課題について、実際の政策が持続的な成長に果たす役割について様々な角度から分析する。
プロジェクト期間: 2012年4月 1日 〜 2013年3月31日
主要成果物
2014年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 14-J-048
「女性の労働市場・家計内分配と未婚化」 (宇南山 卓)
2013年度の成果
RIETIディスカッション・ペーパー
- 13-E-042
"Income Distribution among Individuals: The effects of economic interactions" (ARATA Yoshiyuki) - 13-E-039
"Stochastic Macro-equilibrium and Microfoundations for Keynesian Economics" (YOSHIKAWA Hiroshi) - 13-J-039
「仕事と結婚の両立可能性と保育所:2010年国勢調査による検証」 (宇南山 卓) - 13-J-033
「プロダクト・イノベーションと経済成長 PartⅢ:TFPの向上を伴わないイノベーションの検証」 (吉川 洋、安藤 浩一、宮川 修子)