プロジェクト概要
2008年度
政策現場で活用できる評価手法(道具箱)を用意するという目的のために、政策現場で作成及び理解が可能な程度に小規模なミクロ経済モデルを開発し、各種政策オプションのもたらす便益と費用を推計する。2008年度においては、主たる対象として、温暖化対策と日本型の電力市場自由化をとりあげている。温暖化対策については、民生業務分野等のいくつかの特定分野における政策効果の分析を行う。電力自由化については、日本型制度設計の特徴を反映したモデルを構築して、各種政策オプションの評価を行う。
2007年度
政策現場で活用できる評価手法(道具箱)を用意するという目的のために、政策現場で作成及び理解が可能な程度に小規模なミクロ経済モデルを開発し、各種政策オプションのもたらす便益と費用を推計する。2007年度においては、2006年度に引き続き、主たる対象として、温暖化対策と日本型の電力市場自由化をとりあげている。温暖化対策については、民生業務分野等のいくつかの特定分野における政策効果の分析を行う。電力自由化については、日本型制度設計の特徴を反映したモデルを構築して、各種政策オプションの評価を行う。
2006年度
エネルギー政策等の分野では、応用一般均衡モデルを用いた政策評価が行われるようになっているが、モデルが大規模で、その信頼性についての評価は困難になりがちである。
本研究では、政策現場で作成および理解が可能な程度に小規模なミクロ経済モデルを用いて、各種政策オプションのもたらす便益と費用を推計することを目指す。政策シミュレーションの主たる対象として、温暖化対策と日本型の電力市場自由化をとりあげる。温暖化対策については、自動車分野等の特定分野における政策効果の分析を行う。電力自由化については、諸外国の制度設計と比較して、日本型制度設計の特徴を分析し、各種政策オプションの評価を行う。
プロジェクト期間: 〜 2008年12月31日