イベント概要
- 日時:2014年5月20日(火)13:30-17:30(受付開始13:00)
- 会場:JPタワー ホール&カンファレンス (東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー 4階)
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配付資料
開会挨拶
中島 厚志 (RIETI理事長)
基調講演 1 "The World KLEMS Initiative"
Dale W. JORGENSON (Samuel W. Morris University Professor, Harvard University)
ハーバード大学教授(Samuel W. Morris University Professor)。1959年ハーバード大学より経済学博士号取得。カリフォルニア大学バークレー校教授を経て、1969年よりハーバード大学教授。1971年ジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。8つの名誉博士号を持ち、米国哲学協会、スウェーデン王立科学アカデミー、全米科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー名誉会員。米国学術研究会議経済政策部門(STEP)創設メンバーであり、1998年から2006年まで委員長を務めた。1987年計量経済学会会長、2000年米国経済学会会長などを歴任。
情報技術、経済成長、エネルギー、環境分野、租税政策、投資行動、計量経済学で画期的な研究を行っている。
基調講演 2 「アジア太平洋地域における空間経済の変容と成長戦略」
藤田 昌久 (RIETI所長・CRO / 甲南大学教授 / 京都大学経済研究所特任教授)
1966年京都大学工学部土木工学科卒業。京都大学工学部助教授、米国ペンシルバニア大学助教授、準教授、教授、京都大学経済研究所教授を経て現職。また国連大学高等研究所(東京)客員教授、文部省科学官、応用地域学会会長、日本経済学会会長などを歴任、2003年から2007年まで日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所所長も兼務。現在、南開大学客員教授、上海大学客員教授、浙江大学招待教授。研究分野、主な関心領域は都市・地域・国際・空間経済学。米国ペンシルバニア大学博士号(地域科学)取得。日本学士院会員。
主な著作物:『空間経済学:都市・地域・国際貿易の新しい分析』(共著)東洋経済新報社、2000年; 『日本の産業クラスター戦略:地域における競争優位の確立』(共著)有斐閣、2003年; Economics of Agglomeration: Cities, Industrial Location, and Regional Growth
, Cambridge University Press, 2002 (with J.-F. Thisse), 2013 (2nd edition)。
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パネルディスカッション
パネリスト(順不同)
深尾 京司 (RIETIファカルティフェロー・プログラムディレクター / 一橋大学経済研究所所長)
1979年東京大学経済学部卒業。1984年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(経済学修士)、成蹊大学経済学部専任講師、一橋大学経済研究所専任講師、助教授を経て、現職。イェール大学経済学部、ボストン大学経済学部、および日本銀行金融研究所客員研究員、イタリアボッコーニ大学客員教授、東京大学社会科学研究所教授(併任)等を歴任。現在は文部科学省科学技術政策研究所客員研究官、経済産業研究所プログラムディレクター・ファカルティフェロー、アジア歴史経済学会(AHES)役員、ウォーリック大学CAGE研究員、フローニンゲン大学マディソン・プロジェクト顧問、Comparative Analysis of Enterprise Data(CAED)執行委員、日本学術会議連携会員等も務める。専門分野は国際経済学、マクロ経済学。
主な著書:『「失われた20年」と日本経済―構造要因と再生への方向性を探る』日本経済新聞出版社、2012; 『生産性と日本の経済成長:JIPデータベースによる産業・企業レベルの実証分析』(深尾京司・宮川努共編著)東京大学出版会、2008; Foreign Direct Investment in Japan: Multinationals' Role in Growth and Globalization
(Ralph Paprzycki共著), Cambridge University Press, 2008など多数。
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清滝 信宏 (プリンストン大学教授)
Lawrence J. LAU (Ralph and Claire Landau Professor of Economics, The Chinese University of Hong Kong)
香港中文大学(The Chinese University of Hong Kong)Ralph and Claire Landau冠教授。 CICインターナショナル(香港)Co., Ltd.会長を兼任。1969年カリフォルニア大学バークレー校より経済学博士号取得。1966年よりスタンフォード大学にて教鞭を執り、1976年スタンフォード大学教授、1992年スタンフォード大学Kwoh-Ting Li 冠教授就任。1992年から1996年スタンフォード大学アジア太平洋研究センターの共同ディレクター、1997年から1999年スタンフォード大学経済政策研究所のディレクターを務める。2010年CIC インターナショナル(香港)Co., Ltd.会長に就任し、同時に香港中文大学(The Chinese University of Hong Kong)Ralph and Claire Landau冠教授も務める。専門は経済発展、経済成長、中国を含む東アジア経済。中国の計量経済学モデルを開発。書籍の執筆および国際的専門誌に於ける著述活動多数。
Marcel TIMMER (Professor of Economic Growth and Development, University of Groningen)
フローニンゲン大学経済学部教授。Groningen Growth and Development Center (GGDC) ディレクタ―。1999年よりフローニンゲン大学経済学部で主に開発経済学の教鞭を執る。Eindhoven技術大学にて博士号取得。経済成長と技術と構造変化、生産性の国際比較の分野に於いて、National Science Foundation (NSF)、Economic and Social Research Council (ESRC)、European Commissionによるさまざまな国際プログラムに携わる。
またOECD、世界銀行、日本の経済産業省(METI)、アジア開発銀行、Statistic Netherlands などの多くの組織のコンサルタントやアドバイザーを歴任。Review of Income and Wealth のAssociate Managing Editorも務める。
主な著作物:"Economic Growth in Europe," Cambridge University Press, 2010; "The Dynamics of Asian Manufacturing. A Comparison in the late Twentieth Century," Edward Elgar Publishers, Cheltenham, 2000
Bart van ARK (Executive Vice President and Chief Economist, The Conference Board)
フローニンゲン大学Economic Development, Technological Change and Growth正教授。1993年フローニンゲン大学より博士号を取得。2010年より米Conference Boardシニア・バイス・プレジデントおよびチーフ・エコノミストを兼任。長期経済成長および生産性に関する研究グループGroningen Growth and Development Centreディレクター、ヨーロッパ諸国における成長と生産性を算出する国際研究グループEU KLEMSプロジェクト・ディレクターを歴任。グローバルな生産性の問題に関する著述活動を幅広く行っている。
モデレータ
宮川 努 (RIETIファカルティフェロー / 学習院大学経済学部教授)
学習院大学経済学部教授。1978年東京大学経済学部卒業。同年日本開発銀行入行後、ハーバード大学国際問題研究所客員研究員、エール大学経済成長センター客員研究員を経て、1989年日本開発銀行設備投資研究所主任研究員、1994年日本開発銀行調査部副長、1995年4月より一橋大学経済研究所助教授、1999年4月より学習院大学経済学部教授。2009年4月学習院大学副学長(2009年-2011年)。2006年3月一橋大学より経済学博士号取得。一橋大学経済研究所非常勤講師(2000年-)、一橋大学経済研究所客員教授(2001年10月-2002年3月)も務める。2006年Center for Economic Performance, London School of Economics客員研究員。また、1992年より度々、日本経済研究センター主任研究員を兼務。専門分野は、設備投資を中心とした企業行動、産業構造の分析、アジア経済の動向。
主な著作物:『生産性と日本の経済成長:JIPデータベースによる産業・企業レベルの実証分析』(深尾京司・宮川努共編著)東京大学出版会、2008; 『日本経済 グローバル競争力の再生』(香西泰・宮川努・日本経済研究センター編)日本経済新聞出版社、2008; 『世界同時不況と景気循環分析』(浅子和美・宮川努・飯塚信夫編)東京大学出版会、2011など多数。
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