イベント概要
- 日時:2006年2月27日(月) 9:30-17:30
- 会場:RIETI 国際セミナー室 (東京都千代田区霞ヶ関1-3-1 経済産業省別館11階)
- 日時:2006年2月28日(火) 13:00-16:50
- 会場:東京大学 経済学研究科棟第一教室 (東京都文京区本郷7-3-1経済学研究科棟地下1階)
プログラム 2006年2月27日(月)
「第1部プロフェッショナルコンファレンス」(RIETI国際セミナー室)
進行説明
久武昌人(RIETI上席研究員)
1982年東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。1987-89年人事院長期在外研究員(スタンフォード大学留学)、1999年京都大学経済研究所助教授、2001年経済産業省通商政策局情報調査課長等を経て、2003年より現職。京都大学博士号(経済学)取得。
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キーノートセッション「リスクマネーと企業の成長:証券化・流動化の機能」
小林孝雄(RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科教授)
東京大学工学部卒業。スタンフォード大学ビジネススクール博士課程卒業(Ph.D.)。ハーバード大学ビジネススクール研究専任助教授,東京大学経済学部助教授、同教授を経て、1996年東京大学大学院経済学研究科教授に就任、現在に至る。その間、カリフォルニア大学バークレー校の客員助教授、高麗大学の客員教授などを歴任。現在、東京大学金融教育研究センター(CARF)のセンター長代理ならびに運営委員会委員長を務めている。
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セッション1「金融と投資:理論的枠組み」
セッションチェア:小林孝雄(RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科教授)
プレゼンテーション「ベンチャーキャピタルによるイノベーションのファイナンシングとそれを支える制度」
上田正子(ウィスコンシン大学マディソン校助教授)
プレゼンテーション「日本のベンチャーキャピタルの現状と課題-日米の比較を通して」
高橋文郎(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授)
1977年東京大学教養学部教養学科(国際関係論分科)卒業。1982年ペンシルベニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)。1977年野村総合研究所に入社し、野村マネジメント・スクール主任研究員、CSKベンチャーキャピタル取締役、UAMジャパン・インク取締役、中央大学経済学部教授を経て、2004年より青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。日本証券アナリスト協会検定会員。米国CFA協会認定証券アナリスト(CFA)。主な著書として『実践コーポレート・ファイナンス』(ダイヤモンド社, 2001)、『企業価値を高める投資・財務戦略』(東洋経済新報社, 2000)、『証券分析入門』(共著, 日本経済新聞社, 2005)、『経営財務入門』(共著, 日本経済新聞社, 2000)など。
セッション2「投資家の視点から:動機の分析」
セッションチェア:齋藤 旬((株)ニコン コアテクノロジーセンター技術戦略部技術戦略課主幹研究員/東京大学先端科学技術研究センター客員研究員)
プレゼンテーション「証券化と非上場企業にとっての競争資金」
Joseph McCAHERY(ティルバーグ大学教授/アムステルダム大学教授)
- プレゼンテーション資料(英語) [PDF:880KB]
- 論文1(英語) [PDF:800KB] ※セッション3と同じ
- 論文2(英語) [PDF:972KB] ※セッション3と同じ
プレゼンテーション「シンガポールのLLP/LLCの法的枠組み」
Ronnie QUEK CHENG CHYE(Allen&Gledhill法律事務所パートナー)
セッション3「経営者の視点:イノベーションを促進する要素は何か?」
セッションチェア:Joseph McCAHERY(ティルバーグ大学教授/アムステルダム大学教授)
プレゼンテーション「流動化と証券化:ジョイントベンチャー、イノベーションと企業家」
Erik VERMEULEN(ティルバーグ大学教授)
- プレゼンテーション資料(英語) [PDF:1.1MB]
- 論文1(英語) [PDF:800KB] ※セッション2と同じ
- 論文2(英語) [PDF:972KB] ※セッション2と同じ
プレゼンテーション「イノベーションとコントロール権の分配」
柳川範之(RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科・経済学部助教授)
慶應義塾大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、同博士課程卒業。経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部助教授を経て、1996年東京大学大学院経済学研究科助教授に就任、現在に至る。
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プレゼンテーション「非上場企業の情報公開と透明性の確保」
Leo GOLDSCHMIDT(バンク・デグルーフ名誉マネージングパートナー / 欧州コーポレートガバナンス協会(ECGI)会長)
ブリュッセル大学ソルヴェイ・ビジネススクール卒。銀行勤務、国際原子力機関(IAEA)での4年間の勤務、ブリュッセル大学その他での金融とバンキングを教えた後1970年にバンク・デグルーフ(ベルギー第1の商業銀行のマネージングパートナーになる。ベルギー銀行協会会長、企業、協会、公的機関の役員を歴任し、現在もいくつかの役員の兼任。欧州証券業協会のコーポレートガバナンス委員会委員長、国際コーポレートガバナンスネットワーク理事長などを経て、現在もコーポレートガバナンス活動を継続し、世界各地で講演する傍ら、OECDのコーポレートガバナンスタスクフォース、世銀-OECDの円卓会議、欧州コーポレートガバナンス協会(ECGI)に参加。また、出身大学に自身の名を関した教職ポストを設立。
セッション4「国ごとの制度の相違から学ぶべきもの」
セッションチェア:柳川範之(RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科・経済学部助教授)
プレゼンテーション「J-LLC と J-LLP:日本の企業法制のイノベーション」
田中 亘(成蹊大学法学部助教授)
プレゼンテーション「公開企業の企業法制とイノベーションの促進」
Merritt B. FOX(コロンビア大学法科大学院教授)
プレゼンテーション「国際比較から抽出される残された課題」
久武昌人(RIETI上席研究員)
齋藤 旬((株)ニコン コアテクノロジーセンター技術戦略部技術戦略課主幹研究員 / 東京大学先端科学技術研究センター客員研究員)
プログラム 2006年2月28日(火)
「第2部公開シンポジウム」(東京大学経済学研究科棟第一教室)
開会挨拶
植田和男(東京大学大学院経済学研究科科長)
総括セッション「イノベーションを促進する企業形態とファイナンシングのメカニズム」
セッションチェア:久武昌人(RIETI上席研究員)
セッション1サマリー「金融と投資:理論的枠組み」
小林孝雄(RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科教授)
上田正子(ウィスコンシン大学マディソン校助教授)
セッション2サマリー「投資家の視点から:動機の分析」
齋藤 旬((株)ニコン コアテクノロジーセンター技術戦略部技術戦略課主幹研究員/東京大学先端科学技術研究センター客員研究員)
Ronnie QUEK CHENG CHYE(Allen&Gledhill法律事務所パートナー)
セッション3サマリー「経営者の視点:イノベーションを促進する要素は何か?」
Erik VERMEULEN(ティルバーグ大学教授)
- プレゼンテーション資料(英語) [PDF:352KB] (共著:VERMEULEN氏、GOLDSCHMIDT氏)
Leo GOLDSCHMIDT(バンク・デグルーフ名誉マネージングパートナー / 欧州コーポレートガバナンス協会(ECGI)会長)
セッション4サマリー「国ごとの制度の相違から学ぶべきもの」
柳川範之(RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科・経済学部助教授)
田中 亘(成蹊大学法学部助教授)
パネルディスカッション
セッションチェア:久武昌人(RIETI上席研究員)
パネリスト
柳川範之(RIETIファカルティフェロー/東京大学大学院経済学研究科・経済学部助教授)
田中 亘(成蹊大学法学部助教授)
Joseph McCAHERY(ティルバーグ大学教授/アムステルダム大学教授)
- プレゼンテーション資料(英語) [PDF:480KB] (共著:McCAHERY氏、FOX氏)
Merritt B. FOX(コロンビア大学法科大学院教授)
市川雅一(経済産業省経済産業政策局産業資金課長)
閉会挨拶
及川耕造(RIETI理事長)
東京大学経済学部経済学科卒業後、通商産業省入省。通商政策局経済協力部経済協力企画官、生活産業局紙業課長、外務省欧州共同体日本政府代表部参事官、中小企業庁小規模企業部小規模企業政策課長、防衛庁装備局管理課長、内閣官房内閣審議官(内閣内政審議室)、大臣官房総務審議官、防衛庁装備局長、特許庁長官等を歴任し、(財)機械産業記念事業財団参与(2002-2003)、(株)野村総合研究所顧問(2002-2003)、日本政策投資銀行理事(2003-2005)を経て現職。
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