プログラム:マクロ経済と少子高齢化

少子高齢化における個人のライフサイクル行動とマクロ経済分析:財政・社会保障政策の影響

プロジェクトリーダー/サブリーダー

北尾 早霧顔写真

北尾 早霧 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

今後数十年にわたり急速な高齢化が進行する日本において、中長期的な人口構造の変化・財政収支の推計を踏まえた経済分析と、それに基づいた政策議論が欠かせない。政策の違いによって、異なる年齢・社会経済層の家計がそれぞれどのような影響受けるか、さらに現行・将来世代間で生じるトレードオフを理解することが、政策議論における鍵となる。本プロジェクトでは、ライフサイクルにおけるミクロ個人の意思決定をベースとしたマクロ経済モデルを構築し、少子高齢化の進む経済における制度改革による個人行動の変化を数量分析する。ミクロデータや制度の詳細をモデルに組み込むことにより、政策の違いによるマクロ経済および個人の厚生への影響をより精緻に分析することを目標とする。

プロジェクト期間: 2018年8月13日 〜 2020年7月31日

主要成果物

2020年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2019年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2018年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー