プログラム:産業・企業生産性向上

我が国の企業間生産性格差の規定要因:ミクロデータを用いた実証分析

プロジェクトリーダー/サブリーダー

清田 耕造 顔写真

清田 耕造 (ファカルティフェロー)

リーダー

プロジェクト概要

本研究は、我が国企業のミクロデータを用いて、企業間の生産性格差の規定要因、その変動要因を明らかにすることを目的とする。企業間の生産性格差は、近年のミクロデータによる実証研究の進展とともに注目を集めているコンセプトであり、国際経済学や空間経済学、産業組織論分野では、理論研究・実証研究の両面で研究が進められている。また、マクロ・産業レベルの生産性変動の規定要因を探る上でも、シェアを拡大させている企業の生産性水準の規定要因や、企業の生産性成長率の規定要因を探ることは重要な意義を持つ。

これまでRIETI「産業・企業生産性プロジェクト」では、産業レベルの生産性計測とともに、ミクロデータによる生産性変動の要因分解やその決定要因の分析が行われてきた。本プロジェクトは、これまでの研究の知見を踏まえ、企業間の生産性格差をキーワードに、ミクロレベルから我が国の産業・市場構造の変化と生産性の水準、および生産性成長の関係を明らかにしようとするものである。

プロジェクト期間: 2011年4月19日 〜 2013年3月31日

主要成果物

2013年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー

2012年度の成果

RIETIディスカッション・ペーパー