プロジェクト概要
日本の財政の持続可能性は重要な課題である。開放経済系FTPLモデルなどの理論的な分析により、財政問題に関連する政策のあり方について研究を行う。例としては、国債暴落を回避あるいは緩和するために政府部門が対外資産の保有高を増やす政策は有効性を持つかどうか、などを検討する。また、国債価格の下落が銀行危機を引き起こすメカニズムを分析し、防止策を考察する。このほか、金融危機、世代間衡平性の問題なども含め、幅広くマクロ経済政策の課題を研究する。
プロジェクト期間: 2011年5月30日 〜 2013年3月31日