開催案内
国際通貨基金(IMF)の「世界経済見通し(WEO)」では、世界経済について、今後も安定した成長とインフレ低下が見込まれるものの、政策面での不透明感が高い中、金融市場におけるボラティリティの急上昇、地政学的緊張の継続など、リスクは下振れ方向に傾いているとしている。本セミナーでは、IMFアジア太平洋地域事務所長の吉田昭彦氏を迎え、最新のWEOの概要や政策課題について解説いただく。あわせて、同時期に公表されたアジア太平洋地域経済見通しの分析内容も紹介いただく。
イベント概要
- 日時:2024年11月29日(金) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:日本語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問い合わせ:コンファレンス担当 上野
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講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
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- 吉田 昭彦(国際通貨基金(IMF)アジア太平洋地域事務所長)
2022年12月1日にIMFアジア太平洋地域事務所(OAP)所長に就任。日本政府で長年にわたる卓越したキャリアを持ち、副財務官、国際局審議官(いずれも財務省)、金融庁国際担当参事官などの要職を歴任した。財務省在任中に為替市場課長、国際機構課長、開発政策課長、地域協力課長などを務め、G7、G20、ASEAN+3との関係を取り仕切った経験を通じ、アジア太平洋地域内外に幅広い人的ネットワークを築いている。国際経済政策の諸課題につき幅広い経験を有し、様々な職責において国際会議での日本代表を務めた。
これらに先立つ2009年から2013年にかけて、IMFワシントン本部のアジア太平洋局(APD)に局長補佐として在籍。太平洋諸国へのIMF代表団長を務めたほか、アジア太平洋地域の能力構築戦略の策定に従事。現在はIMFタイ能力開発オフィス(CDOT)と呼ばれている、在バンコクのIMF技術支援オフィス立ち上げ(2012年)にも中心的な役割を果たした。
東京都出身。東京大学法学部卒業、米プリンストン大学にて公共経営修士号(MPA)を取得。
- 吉田 昭彦(国際通貨基金(IMF)アジア太平洋地域事務所長)
- コメンテータ:
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- 中島 厚志(RIETIコンサルティングフェロー / 新潟県立大学北東アジア研究所長)
- モデレータ:
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- 森井 一成(RIETIコンサルティングフェロー / 経済産業省通商政策局 企画調査室長)