開催案内
男女賃金格差解消は、労働供給を増やし少子化を解消するために、政府や企業が連携して取り組むべき喫緊の課題である。経営者が、チャイルドペナルティ、男性の育児休業取得、ジェンダーバイアスといった問題の解消にどうコミットするかはとりわけ重要で、情報開示とデータ活用を上手く活用することが、実効ある施策の導入につながる。本BBLでは早稲田大学政治経済学術院の大湾秀雄教授に、問題とされつつも長らく解決されてこなかったこれらの課題に対しとるべき施策等についてご講演いただく。
イベント概要
- 日時:2024年7月24日(水) 12:15-13:15
- 開催方法:オンライン開催(Live 配信)
- 開催言語:日本語
- 参加費:無料
- 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
- お問い合わせ:コンファレンス担当 宮澤
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講演者・略歴(敬称略)
- スピーカー:
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- 大湾 秀雄(RIETIファカルティフェロー / 早稲田大学政治経済学術院 教授)
東京大学理学部卒業後、野村総合研究所でエコノミストを務める。コロンビア大学経済学修士。スタンフォード大学経営大学院博士。ワシントン大学オーリン経営大学院助教授、青山学院大学国際マネジメント研究科教授、東京大学社会科学研究所教授などを経て2018年から現職。専門は人事経済学、組織経済学、労働経済学、および産業組織論。企業の人事制度や職場組織の設計と生産性やイノベーションへの影響等に関する理論および実証研究を行う。経営課題の解決のために、自社の人事データをどのように活用し、人事制度をどのように設計すれば良いか、経営者や実務家に対して指南や提案を行ってきた。著書に『日本の人事を科学する 因果推論に基づくデータ活用』(2017年日本経済新聞出版社)。
- 大湾 秀雄(RIETIファカルティフェロー / 早稲田大学政治経済学術院 教授)
- コメンテータ:
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- 相馬 知子(経済産業省経済産業政策局経済社会政策室長)
- モデレータ:
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- 山口 一男(RIETI客員研究員 / シカゴ大学ラルフ・ルイス記念特別社会学教授)