5GやDXの時代に立ち向かうために考えるべきこと

5Gの社会実装に向けて、世界で1,000兆円の投資が進むと言われる。新しい通信インフラは、まったく新しいサービスや新産業創造の契機となる。

これまでも、インターネットが登場して初めて、個人の電子商取引が社会現実となった。かつては4G無用論もあったが、4Gの社会浸透で、動画配信・広告が日常生活の一部となった。

「超高速」「低遅延」「多数同時接続」を特長とする5Gの登場で、どのようなデジタル変革が生じるのか。予想もつかない画期的イノベーションも期待できる。重要なことは、5Gは与えられるものではなく皆で作り上げるという認識を持つことだ。ローカル5Gという新しい制度も始まる。

日本を代表する世界的起業家が「日本はAI後進国」と卑下・揶揄する現状において、日本人ならではのきめ細やかさや、斬新な使い勝手を通じ、リアルな世界でのデジタルを起点に世界をリードしていくこともあながち不可能ではない。

今回のBBLは、5G / DX / IoT分野の第一人者である森川博之教授から、5G / DX時代のイノベーションにつなげるために「我々が考えなければいけないこと」についてご講演いただく。