RIETI T20-G20シンポジウム

信頼ある自由なデータ流通と自由貿易:日本がとるべき戦略と課題

開催案内

世界経済の先行きの不透明さが増す中、初めて日本が主催した2019年のG20では、世界のリーダー達がどのような視点でいかなる議論を行ったのか。本シンポジウムでは、G20の開催直後に経済産業省通商政策局の松尾剛彦大臣官房審議官をお招きして、G20の総括をしていただく。

またG20に先立ち、日本を含めた世界のシンクタンクは、T20として今後の持続可能かつ包摂的な世界経済の成長のためには何が必要かを論じ政策的な提言を行った。経済産業研究所ではT20が議論した10のタスクフォースのうち、貿易・投資および中小企業政策について中心的な役割を担った。本シンポジウムでは貿易投資タスクフォース筆頭共同議長であり、RIETIのコンサルティングフェローである慶應義塾大学の木村福成教授から、その政策的な提言の内容を紹介していただく。その上で今後の世界経済における日本の果たすべき役割、特に自由なデータ流通や自由貿易について専門家や産業界を交えたパネルディスカッションを行い、今後の展望を描くための羅針盤を示す。

イベント概要

  • 日時:2019年7月5日(金)13:30-16:30(受付開始13:00)
  • 会場:全社協・灘尾ホール
    (東京都千代田区霞が関3丁目3番2号 新霞が関ビル1F)
  • 開催言語:日本語(同時通訳無し)
  • 参加費:無料
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
  • 定員:200名(定員に達した際は、期日前に締め切らせていただく場合があります。)
  • お問合せ:経済産業研究所 湯原
    Tel: 03-3501-8398

プログラム

13:30-13:40 開会挨拶

中島 厚志(RIETI理事長)

13:40-14:10 講演1「G20貿易・デジタル経済大臣会合及びサミットについて」

松尾 剛彦(経済産業省通商政策局審議官)

14:10-14:40 講演2「自由なデータフローを支える政策体系の構築:T20の提言」

木村 福成(T20「貿易・投資とグローバル化タスクフォース」筆頭共同議長 / RIETIコンサルティングフェロー / 慶應義塾大学教授 / ERIAチーフエコノミスト)

14:40-14:50 休憩

14:50-16:30 パネルディスカッション「デジタル時代・通商摩擦を生き抜く日本の戦略」

パネリスト(登壇順)

横澤 誠(野村総合研究所上席研究員 / 京都大学大学院情報学研究科客員教授)

鈴木 英夫(日本製鉄株式会社常務執行役員)

小野寺 修(経済産業省通商政策局通商交渉官)

木村 福成(T20「貿易・投資とグローバル化タスクフォース」筆頭共同議長 / RIETIコンサルティングフェロー / 慶應義塾大学教授 / ERIAチーフエコノミスト)

モデレータ

関口 博之(NHK解説主幹)

*上記プログラムの講演内容および講演者は状況により変更することがありますのでご了承ください。

本シンポジウムはT20 Japan 2019の関連イベントです