イベント概要
- 日時:3月22日(金)13:30-17:20
- 会場:虎ノ門ヒルズフォーラム
(東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5階) - 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI) / 英国経済政策研究センター(CEPR)
配付資料
開会挨拶
中島 厚志(RIETI理事長)
1975年 東京大学法学部卒、同年日本興業銀行入行。パリ支店長、パリ興銀社長、執行役員調査部長等を歴任し、みずほ総合研究所(株)専務執行役員チーフエコノミストを経て2011年4月より現職。
その他公職として財務省・財政制度等審議会財政投融資分科会専門委員。
2001年-2011年3月 テレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」レギュラーコメンテーター。
主な著書: 『大過剰 ヒト・モノ・カネ・エネルギーが世界を飲み込む』(日本経済新聞出版社)2017年、『統計で読み解く 日本経済 最強の成長戦略』(ディスカヴァー・トゥエンティワン) 2013年、『日本の突破口』(東洋経済新報社)2011年など。
講演1:Deflating the De-Globalization Narrative
リチャード・ボールドウィン(高等国際問題・開発研究所(ジュネーブ)教授)
1991年より高等国際問題・開発研究所(ジュネーブ)教授。2007年にCEPRの政策ポータルサイトVoxEUを立ち上げ、編集長を務める。前CEPR所長(2014-2018)、オックスフォード大学ヴィジティングリサーチプロフェッサー(2012-2015)、マサチューセッツ工科大学経済学部客員教授(2002-2003)、コロンビア大学ビジネススクール准教授(1989-1991)。CEPRでは、経済政策編集主幹(2000-2005)も務めた。スイス移住以前は、ブッシュ政権の大統領経済諮問委員会シニアスタッフエコノミストを務める。ウルグアイラウンドや北米自由貿易協定などの貿易交渉や数々の日米貿易摩擦問題に従事する(1990-1991)。また、国際機関や政府の顧問を多数務めた。ポール・クルーグマン教授の指導の下、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得、多数の共著論文を発表した。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士号(1980-81)、ウィスコンシン大学マディソン校文学士(1976-1980)。
講演2:Why 'the Easiest Trade Agreement in History' Proved So Difficult
アラン・ウィンターズ(CEPRリサーチフェロー / サセックス大学教授)
英国サセックス大学経済学教授。英国通商政策オブザーヴァトリー(UKTPO)の創設者/ディレクター。CEPRリサーチフェローおよび同センター国際貿易プログラムの共同理事を務める。2008-2011年英国国際開発省(DFID)チーフエコノミスト、世界銀行にて1983-1985年エコノミスト、1994-1999年部門チーフ兼研究マネージャー、2004-2007年開発研究グループ局長などを歴任。World Bank Economic Review誌編集者、Economic Journal誌編集委員を経て、直近ではWorld Trade Review誌編集者をつとめている。これまで特にOECD、DFID、英連邦本部、欧州委員会、欧州議会、UNCTAD、WTO、米州開発銀行に対して提言を行ってきた。
講演3:A New Era of World Trade: The role of robots
ダリア・マリン(CEPRリサーチフェロー / ミュンヘン大学教授)
パネルディスカッション
パネリスト(五十音順)
アラン・ウィンターズ(CEPRリサーチフェロー / サセックス大学教授)
風木 淳(経済産業省大臣官房審議官(経済産業政策局担当))
1990年4月通商産業省入省。公正取引委員会経済部調整課、人事院長期在外研究員(米国留学)、貿易局為替金融課総括班長、通商政策局通商関税課総括班長、資源エネルギー庁長官官房国際課長補佐、在パリOECD貿易局、通商政策局通商機構部総括補佐、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部参事官、通商政策局通商機構部参事官、2013年貿易経済協力局安全保障貿易管理課長、資源エネルギー庁資源・燃料部政策課長、大臣官房参事官(製造産業局担当)、2017年製造産業局総務課長などを経て、2018年より現職。
コロンビア大学ロースクール(法学修士・NY州弁護士)、ニューヨーク大学ロースクール(経済法学修士)
田辺 靖雄(株式会社日立製作所渉外特別代表)
冨浦 英一(RIETIファカルティフェロー / 一橋大学大学院経済学研究科教授)
1984年東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。1992年マサチューセッツ工科大学(MIT) Ph.D. 。通産省法令審査委員、大臣官房企画調査官、神戸大学経済経営研究所教授、横浜国立大学経済学部長などを経て2015年9月より現職。専門は国際経済学。グローバル企業活動の計量実証分析を行う。
主な著書:『アウトソーシングの国際経済学』日本評論社、2014年; Cross-border Outsourcing and Boundaries of Japanese Firms, Springer, 2018年。
受賞:第55回エコノミスト賞、第58回 日経・経済図書文化賞、第11回日本国際経済学会小島清賞研究奨励賞。
リチャード・ボールドウィン(高等国際問題・開発研究所(ジュネーブ)教授)
ダリア・マリン(CEPRリサーチフェロー / ミュンヘン大学教授)
モデレータ
中島 厚志(RIETI理事長)