RIETI-NISTEP政策シンポジウム

オープンイノベーションによる日本経済再生の道筋

開催案内

オープンイノベーションは、政府の『科学技術イノベーション総合戦略2014』や『日本再興戦略』において国としても推進すべき方向性であることが明確化されており、中堅・中小・ベンチャー企業と「橋渡し」研究機関との共同研究開発支援やオープンイノベーションを促進するための研究開発税制の整備など、政策的にも推進されています。また、平成27年2月には、民間企業を中心メンバーとした『オープンイノベーション協議会』が発足し、日本においてオープンイノベーションを進める機運が高まっています。

第5期科学技術基本計画の策定や大学改革に関する議論が進む中で、オープンイノベーションの流れを加速し我が国の経済成長につなげるために、民間企業としてどのような取り組みが必要か、また、政策的なインプリケーションは何か。本シンポジウムでは、米国における経験や先端的な事例をベースに検討します。

イベント概要

  • 日時:2015年8月21日(金)13:30~17:50
  • 会場:イイノホール&カンファレンスセンター Room A
    (東京都千代田区内幸町2丁目1-1)
  • 開催言語:英語⇔日本語(同時通訳有り)
  • 参加費:1,000円(学生:500円※学生証を提示のこと)[公印を捺印した領収書を発行いたします]
  • 主催:独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)
  • 定員:150名
  • お問合せ:経済産業研究所 島崎(Tel:03-3501-8398)

プログラム

13:30 - 13:40 開会挨拶

中島 厚志 (RIETI理事長)

奈良 人司 (NISTEP所長)

13:40 - 14:10 基調講演「イノベーション推進:日本の特異点とは?」

原山 優子 (内閣府総合科学技術・イノベーション会議議員)

14:10 - 15:30 講演「米国の経験から」

14:10 - 14:30 「公的研究資金の効果を評価するためのフレームワーク」

アダム・ジャッフィー (Motu経済・公共政策研究所所長・上席研究員/全米経済研究所リサーチアソシエイト)

14:30 - 14:50 「オープンイノベーションとアントレプレナー戦略」

スコット・スターン (マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院教授/全米経済研究所リサーチアソシエイト)

14:50 - 15:10 「米国製造業における発明とその商業化」

アシシュ・アローラ (デューク大学経営大学院教授/全米経済研究所リサーチアソシエイト)

15:10 - 15:30 質疑応答

モデレータ

元橋 一之 (RIETIファカルティフェロー/NISTEP客員総括主任研究官/東京大学大学院工学系研究科教授)

15:30 - 15:50 コーヒーブレイク

15:50 - 17:50 パネルディスカッション 「政策的インプリケーション」

パネリスト(ご登壇順)

ジェフリーL.ファーマン (ボストン大学経営大学院准教授/全米経済研究所リサーチアソシエイト)

長岡 貞男 (RIETIプログラムディレクター・ファカルティフェロー/NISTEP客員研究官/東京経済大学経済学部教授)

ジョエル・ウォルドフォーゲル (ミネソタ大学カールソンスクール教授/全米経済研究所リサーチアソシエイト)

田辺 靖雄 (株式会社日立製作所執行役常務)

中西 宏典 (内閣府大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当))

モデレータ

元橋 一之 (RIETIファカルティフェロー/NISTEP客員総括主任研究官/東京大学大学院工学系研究科教授)