イベント概要
- 日時:2009年2月5日 (木) 13:00~18:25
- 会場:RIETI国際セミナー室 (東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 経済産業省別館11階1121)
配付資料
司会進行:宍戸 善一 (RIETIファカルティフェロー/成蹊大学法科大学院教授)
1980年東京大学法学部卒業、同年同学部助手を経て、現在、成蹊大学法科大学院教授、弁護士(第一東京弁護士会)。1985-87年カリフォルニア大学ロースクール客員研究員。1998-99年コロンビア大学ロースクール客員教授。
2002年、2003年、2005年、2007年カリフォルニア大学ロースクール客員教授、2005年ハーバード大学ロースクール客員教授。1990-95年国連国際商取引法委員会(UNCITRAL)日本代表、1996-98年通商産業省産業構造審議会委員、2000-現在、経済産業省産業構造審議会委員、2002-05年法務省法制審議会商法部会(会社法の現代化)幹事等を務める。法学博士(東京大学)。2007年よりRIETIファカルティフェロー。
主な著作物:『動機付けの仕組としての企業:インセンティブ・システムの法制度論』有斐閣、2006;『ベーシック会社法入門(第5版)』日本経済新聞社、2006;『法と経済学:企業関連法のミクロ経済学的考察』(常木淳と共著)有斐閣、2004
プロフィールページ
開会挨拶
及川 耕造 (RIETI理事長)
総論「企業における動機付け交渉と契約・市場・法の相互補完性」
宍戸 善一 (RIETIファカルティフェロー/成蹊大学法科大学院教授)
コメント
伊藤 秀史 (一橋大学大学院商学研究科教授)
1982年一橋大学商学部卒業。京都大学経済学部助教授、大阪大学社会経済研究所助教授を経て、現職。また、1998年米国コロンビア大学経済学部客員準教授、2001-03年RIETIファカルティフェロー、2004年3-6月ミュンヘン大学経済研究センター(CES)客員研究員、2004年8月ニューサウスウェールズ大学経済学部客員教授等を歴任。
『Journal of the Japanese and International Economies』(2002-)等の編集にも携わる。米国スタンフォード大学博士号(経営学)取得。
主な著作物: 『インセンティブ設計の経済学-契約理論の応用分析』(小佐野広と共編)勁草書房, 2003; 『契約の経済理論』有斐閣, 2003; 『日本企業 変革期の選択』(編著)東洋経済新報社, 2002
プレゼンテーション1「株式持合と利益供与禁止規定」
加藤 貴仁 (神戸大学大学院法学研究科准教授)
コメント
宮島 英昭 (RIETIファカルティフェロー/早稲田大学商学学術院教授・グローバルCOE 企業法制と法創造総合研究所副所長/早稲田大学高等研究所副所長)
1978年立教大学経済学部卒業、1985年東京大学大学院単位取得修了。東京大学社会科学研究所助手、早稲田大学商学部専任講師、同助教授、早稲田大学商学学術院教授・ファイナンス総合研究所副所長を経て現職。この間ハーバード大学Reischauer Institute for Japanese Studies客員研究員(1992-94年、2004-05年)も務める。現在、RIETIファカルティフェロー(2002-)、財務省財務総合研究所特別研究官(2001-)、Chung-Ang UniversityのAdjunct Professor(2001-)も兼任。専門分野は、日本経済論、日本経済史、企業金融、コーポレートガバナンス。早稲田大学より商学博士号取得。
主な著作物:『日本のM&A 企業統治・組織効率・企業価値へのインパクト』, 東洋経済新報社, 2007; 『現代日本経済』 橋本寿朗・長谷川信氏との共著, 有斐閣, 2006; 『産業政策と企業統治の経済史:日本経済発展のミクロ分析』, 有斐閣, 2004; 『日本企業の多様化と企業統治』, 財務総合政策研究所, 2003; 『Corporate Governance in Japan: Institutional Change and Organizational Diversity』 (with Masahiko Aoki, Gregory Jackson), Oxford University Press, 2007; 『Changes and Continuity in Japan』 (with Syed Maswood and David Graham), Routledge Curzon Press, 2002
プロフィールページ
Q&A
プレゼンテーション2「大量保有報告制度の派生効果と機能不全」
大崎 貞和 (野村総合研究所研究創発センター主席研究員)
1986年東京大学法学部卒業、野村総合研究所に入社。ロンドン大学法学大学院、エディンバラ大学ヨーロッパ研究所にて、それぞれLL.M(法学修士号)取得。野村総合研究所資本市場研究部資本市場研究室長(上席研究員)を経て、2008年4月より現職。東京大学法科大学院客員教授、早稲田大学ビジネススクール客員教授、金融庁・金融審議会臨時委員、経済産業省・産業構造審議会臨時委員、東京都公金管理委員会会長代理を務める。
主な著作物:『株式市場間戦争』 ダイヤモンド社, 2000; 『ネット証券取引』日経文庫, 2000; 『インターネット・バンキング』(共著)日本経済新聞社, 2001; 『金融構造改革の誤算』東洋経済新報社, 2003; 『解説金融商品取引法』【第3版】弘文堂, 2007
コメント
柳川 範之 (東京大学大学院経済学研究科准教授)
プレゼンテーション3「解雇権濫用法理のインセンティブ効果と派生効果」
十市 崇 (アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー弁護士)
コメント
山川 隆一 (慶応大学法科大学院教授)
Q&A
ラウンドテーブルディスカッション
チェア:宍戸 善一 (RIETIファカルティフェロー/成蹊大学法科大学院教授)
プレゼンテーション「法制度と市場環境の補完性」
中原 裕彦 (経済産業省経済産業政策局知的財産政策室室長)